
| オーステナイト系 | ||
|---|---|---|
| NTK 301 | 冷間加工による硬化性が大きく高強度が得られ、冷間圧延状態で用いられる自動車部品や家電用部品のステンレス鋼ばね材として使用されます。 | |
| NTK 301HD | SUS 301の成分範囲内の鋼種で、冷間圧延状態で同等の強度では、NTK 301よりも伸びが高く、ステンレス鋼ばね材として加工性を向上させた鋼種です。 | |
| NTK 304 | ステンレス鋼の代表鋼種で、厨房器具、建材、家電用部品、自動車用部品、タンク等や広い温度範囲で優れた性質を有し耐熱用や低温用としても使用されます。 | |
| NTK 304L | SUS304よりも炭素を低くした鋼種で、粒界腐食に対する抵抗が優れているので、溶接構造用に適しており、タンク、各種化学機器および低温装置に使用されます。 | |
| NTK 316 | 硫酸や酢酸に対する耐食性が優れており、各種化学装置、食品機械に使用され、SUS304よりも高温クリープ強度が大きいので耐熱用としても使用されます。 | |
| NTK 316L | SUS316よりも炭素を低くした鋼種で、各種有機酸に対する耐食性が優れており、SUS316と同種の用途で鋼板を溶接のままで使用する用途に適しています。 | |
| NTK 309B | SUH309を高シリコンにし、SUH310よりもさらに優れた耐酸化性を有する鋼種で、高シリコンであることが耐酸化性に大きく寄与し、自動車排ガス部品に使用されます。 | |
| NTK M1C | 硫酸、りん酸、酢酸に対しSUS316と同等以上の耐食性を示す省モリブデン型ステンレス鋼で、温水機器、熱交換パイプ、貯湯タンク、食品加工機械に使用されます。 | |
| NTK S-4 | S-4は、冷間加工による硬化が高く、SUS316よりも冷間加工後に磁性をおびにくい高強度非磁性ステンレス鋼で、メタルガスケットや携帯電話に使用されます。 | |
| NTK S-4L | S-4と同様に高強度で成形加工後も透磁率が小さい高強度非磁性ステンレス鋼で、自動車部品などの用途で溶接による粒界腐食の鋭敏化を抑制した鋼種です。 | |
| NTK S-7 | ニッケル含有量を2%以下に低減したオーステナイト系ステンレス鋼です。冷間加工を施した際の加工硬化特性はSUS301 に近く、磁性を帯び難い特性を示します。 | |
| Dシリーズ | ||
| NTK D-7S | ニッケル含有量を抑えたオーステナイト系ステンレス鋼です。SUS304よりも高強度で、SUS304に近い耐食性を示し、SUS304に近いばね特性を有しています。 | |
| NTK D-10S | ニッケル含有量を抑えたオーステナイト系ステンレス鋼です。SUS304に近い機械的性質と耐食性を活かしたSUS304代替鋼種として建材、厨房機具などに使用できます。 | |
| NTK D-11 | ニッケル含有量を抑えたAISI 201に銅を添加したステンレス鋼です。SUS304よりもやや強度が高く、SUS304に近い耐食性を活かしたSUS304代替鋼種として使用できます。 | |
| NTK D-2 | SUS301に類似した性質を持つAISI201相当の鋼種で、固溶化熱処理状態でもSUS304に比べて強度が高く、SUS301と同様に加工硬化性が大きい鋼種です。 | |
| NTK D-3 | NTK301HDに類似した性質を持つ省ニッケル型の鋼種で、高強度や耐摩耗性が必要な用途に使用できます。ステンレス鋼ばね材として加工性を向上させた鋼種です。 | |
| フェライト系 | ||
| NTK U-4 | 超低炭素の18%クロム・0.5%モリブデンを含むフェライト系ステンレス鋼です。溶接部の粒界腐食を起こしにくい特徴を持っています。 | |
| NTK U-5 | 超低炭素の19%クロム・0.4%銅を含むフェライト系ステンレス鋼です。耐銹性はSUS304に匹敵し、SUS430やSUS434に比べ成形性や溶接性が優れています。 | ![]() |